今まで夫婦生活でこんなことを経験をしたことはありませんか?
●「お互い最近なんだか、ちょっとしっくりこないなぁ」と感じる。
●喧嘩をしたくないのに、ついつい言い合いになってしまう。
●冷静になってみようとするけれど、どこか心が落ち着かない。
●仲直りしても、心の中でどこか、もやもやっとしたものが残ってる。
「苦しいときの神頼み」ではありませんが、そんな時は、やっぱり神様に祈ったり、「実際、神社に行って手を合わせてお願いした方がいいのかな?」…と、思ったりしたことはないでしょうか。
しかし、ただ「手を合わせて」祈るだけではなく、 「合格祈願」や「安産祈願」のように、夫婦の円満を願う「祈祷」をしてくれる所 はないものなのでしょうか。
「祈願・祈祷」というのは一般的には神社でやってくれるものですが、最寄りの神社や有名神社に行った時には、「夫婦円満祈願」という項目はありませんでしたので、気になったので調べてみることにしました。
夫婦円満の祈願って、そもそもあるの?
「祈願」というと、一般的には
✔合格祈願
✔商売繁盛祈願
✔良縁祈願
✔家内安全・交通安全祈願
✔安産祈願
✔厄除け開運祈願
というのが多いですね。
「夫婦円満祈願」というのはあまり聞きません。
実際、近くや有名な神社に行っても、「祈願」の内容の中に「夫婦円満祈願」というのは見たことがありません。
夫婦円満の祈願はどこで受け付けてくれるの?
結論から先にいうと、ほとんどの神社では『夫婦円満』の祈願を受け付けてくれています。
しかし、後ほどご紹介するごく少数の神社以外、『夫婦円満』という枠をわざわざ設けているところはありません。
でも、だからといって「夫婦円満のための祈願」ができないということではありません。
実は、全国の神社リンクに掲載されているいくつかの神社にお問い合わせをしたのですが、ホームページに「夫婦円満祈願」とうたわれていなくても、「祈願」であれば、受け付けてもらえるようです。
全ての神社にお問い合わせしたわけではありませんが、「祈祷や祈願」を受け付けている神社であれば、連絡をしてお願いすれば、「夫婦円満祈願」は可能です。
夫婦円満祈願の料金はいくら?
「夫婦円満祈願」の値段(初穂料)は、神社によって異なりますが、多くは5・6千円〜八千円ぐらいが相場です。
行く前にあらかじめお問合せをすることをおすすめします。
夫婦円満祈願には予約が必要?
こちらも神社によって異なります。予約が必要なところもありますが、逆に予約ができない神社も多いです。
多くの神社は朝9時位から受付をしてくれるようです。
こちらも行く前にあらかじめその神社にお問合せをすることをおすすめします。
夫婦円満祈願の時間はどれくらい?
神社によって、また内容によって異なりますが、だいたい20分程度必要です。
「夫婦円満祈願」を受け付けてくれる神社
先ほど書いたように、ほとんどの神社が「夫婦円満の祈願」を受け付けてはくれますが、これからご紹介するのは、ホームページに「夫婦円満」の枠を設けていたり、「結婚の記念の祈願」を受け付けてくれる神社です。
白山神社(新潟県新潟市一番堀通町)

はくさんさまは「結ぶ」御力に優れており、家族との絆を結ぶ「家内安全」の御神徳ありとされている神様であります。
日本書紀では、伊邪那岐、伊邪那美の夫婦の神様が口げんかをした時に、お二人の間に入って仲をとりもったという夫婦円満の神様でもあります。
男女神社(なんにょ) (佐賀県佐賀市大和町)
この神社の名前「男女(なんにょ)」があらわすように、御神祭は男性の神様の伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と女性の神様の伊耶那美命(いざなみのみこと)です。 (この二人の神様が神様の中で初めて「結婚」をしました。)
ホームページには、「夫婦円満祈願」の項目はありませんでしたが、トップページに「夫婦円満」とあり、「夫婦円満」を前面に出している神社です。
乃木神社(東京港区赤坂)
言わずと知らずもがな、有名な神社ですね。
こちらには「夫婦円満祈願」の項目はありませんでしたが、代わりに、『結婚記念祈願(結婚記念奉告)』というのがあります。
「苦楽を共に」と誓った結婚式を、毎年の記念日として祝い、家庭の平安をお祈りします。
5年目《木婚式》、5年目《銅婚式》、25年目《銀婚式》、30年目《真珠婚式》 、50年目《金婚式》など
節目ごとに祝います。
結婚記念日のお祝いも兼ねて行ってみてはいかがでしょうか。
疋野神社(ひきのじんじゃ) (熊本県玉名市)
こちらも「夫婦円満祈願」という項目ではありませんが、「人生儀礼」の中に、
錫 婚・銅 婚(10年・15年) 銀 婚・金 婚(25年・50年)
とあり、「神事お祓いご希望の場合は、できるだけ事前にご連絡ください。 」と掲載されていますので、夫婦生活の節目に行ってみるのもいいかもしれません。
加藤神社(熊本県熊本市本丸)



こちらも「夫婦円満祈願」ではなく、「結婚記念の祝い」として、祈願を受け付けてくれます。
十年(錫婚式)、十五年(銅婚式)、二十五年(銀婚式)、五十年(金婚式)で、二人が結ばれた日を思いおこし、さらに決意を新たにして神の御加護を祈ります。(毎年結婚記念日には夫婦そろってお参りしましょう。)
以上、全国の「神社リンク」さんを全部チェックし、ピックアップしたものです。
とはいえ、見逃しがあるかもしれませんので、再度ダブルチェックをしたいと思います。 (見逃しがあれば、ここに追加したいと思います。)
夫婦円満祈願のまとめ
「夫婦円満」という項目が神社のホームページにはことさら挙げられていないというのは、「あまり需要がない」のかもしれませんね(笑)
一般的には、「夫婦」だけではなく、子供も含めた「家内安全」の祈願の方に集約されるのかもしれません。
ところで、乃木神社で「結婚記念祈願」というのをやってるのは知りませんでした!
「祈願をしてもらい、お散歩をした後、 港区内のレストランでディナーする」のって、最高の記念になると思いませんか?
私は次回の結婚記念日には是非、これをやってみたいと思います!!
ところで、あの伊勢神宮では11月22日(いい夫婦の日)に、夫婦30年を迎えたカップルに「真珠婚おかげ参り」を行っているのだそう!
→ こちらに詳しく書いていますので、よければチェックしてみてください♪
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