漫画『不妊治療、やめました』を読んだので、今回はその感想とあらすじをお伝えしたいと思います。
↓この記事にはこんなことが書いてあります↑




「不妊治療、やめました。」のネタバレの感想
『不妊治療、やめました。ーふたり暮らしを決めた日』(以下『不妊治療、やめました。』)は2013年5月1日に「ぶんか社」から発行された漫画です。

かなり前の漫画ですので、既にお読みになられていたらすみません。
漫画なので数時間でさくっと読んでしまいました。
感想をお話する前に、あらすじについて軽く触れたいと思います。
「不妊治療、やめました。」のあらすじ
メインの登場人物は あきお と かよ の子なし夫婦です。
入籍したあきおとかよ。まだ結婚式を挙げていない2人はその準備におわれています。
ところが、かよはある日突然お腹が痛くなります。病院に行ったところ子宮内膜症に!すぐに手術をすることになります。
手術は成功するのですが、子宮内膜症になる原因はわかっていません。
ただ妊娠すれば症状が軽くなるかもしれない、と医者に言われたことをきっかけに2人は妊活をスタートすることになります。
ところがなかなか子供ができないかよ。不妊治療をスタートすることになります。
度重なる人工授精、流産……。かよはとても辛い思いをします。
勿論夫のあきおも色々傷つきます。
2人で喧嘩になることもあります。
それでも2人は子供が欲しいと思い、前向きに頑張ります。
漢方、最先医療を誇る不妊治療専門病院、有名な大学病院、色々試すのですがうまくいきません。
どんどんかよは辛くなっていきます。
そしてある日かよは「なんかもうイヤになっちゃった」と言って不妊治療をやめるのです。
その後2人はのんびり過ごし、アキオと二人で旅行に出かけます。
そこで出会った年配の女性の言葉に元気を取り戻します。
「不妊治療、やめました。」の作者
『不妊治療、やめました』の作者は 堀田あきおさんとかよさん夫婦です。
あきおさんは漫画家です。
こちらが堀田あきおさんのツイッター↓
「手塚治虫アシスタントの食卓2」が発売されました! https://t.co/gaWqqpCrgJ
— 堀田あきお (@romosoft) November 15, 2021
堀田あきらさんは堀田さんは北海道生まれの東京育ち。
そして漫画家歴40年という大ベテラン!
しかも「手塚プロダクション」に入社し、手塚治虫氏に師事したという正統派。
お嫁さんのかよさんと2人で仕事をしていますが、かよさんは漫画の原作を担当しています。

夫婦二人三脚ですね♡
かよさんのツイッターやインスタグラムを見つけることはできませんでしたが、テレビで2人が紹介されたことがあります。
【このあと夜8時から】
「リハビリ・介護を生きる『漫画で描く、漫画で読む介護』(2)」
#Eテレ #堀田かよ https://t.co/ytdBbfpLWE— NHKハートネット (@nhk_heart) January 31, 2019
なお、あきおさんとかよさんのホームページはこちら
→https://akikayo.com/
ところでこの本とは別に、50〜60代になったあきおさんとかよさんの老活に関する本(漫画)を読みました。


こちらもなかなかおもしろいですよ〜
「不妊治療、やめました。」の感想
それでは、『不妊治療、やめました。』の読んでみての感想をお話したいと思います。
漫画は可愛らしい感じで私としては読みやすいと感じました。
その上でストーリーの感想なんですが、
②かよは強い女性だなぁと思った。
③私はかよほど不妊治療を頑張らなかったかも?
大きくこの3つのことを思いました。


このことについてちょっと説明させてくださいね。
① 自分の過去のことを思い出した
私も不妊治療を経験していますので、状況はもちろん、かよさんの気持ちはよく分かりました。
身体の辛さだけではなくメンタル面でも不妊治療はたいへんです。
旦那さんにも強要する部分もあるので、「悪いなぁ」と思ってみたり。
その反面、協力してくれないと腹が立つやら悲しいやら..。


当時の気持ちを思い出しながら読みました。
② かよは強い女性だなぁと思った
不妊治療をしていた当時の私よりかよさんは強くて前向きだなぁと思いました。そして我慢強いなとも思いました。
アキオさんは悪気はなくても、けっこうキツイことも言います。私ならムリ!って思えることでも、かよさんは受け止めて前向きに対応しています。
これは強い人間でなければできません。
③ 私はかよほど不妊治療を頑張らなかったかも?
かよさんと比べると私はそんなに「不妊治療」の本を読んだり、自分で勉強とかもしませんでした。


実は不妊治療を始めた時にはあまり乗り気じゃなくて、親に無理矢理させられてるって感じでした。
漢方のことや、どこの不妊治療の病院がいいか・病院の違いなど研究せず。人任せ。
今思うと、もう少し自分で調べて頑張れば良かったのかもしれません。
「不妊治療、やめました。」を読むのがおすすめな人
『不妊治療、やめました』を読んでみて、この本を読むのがおすすめな人、逆におすすめしない人についてお伝えします。
先ににこの本を「読むことをおすすめしない人」です。
何度も人工授精や体外受精にチャレンジしているのに、なかなかよい結果が出なくて落ち込んでいる人は、この本を読むことをおすすめしません。


もちろん、まだまだ不妊治療を頑張りたい!と前向きな気持でいる人がこの本を読んでも響かないでしょう。
逆に「この本を読むのがおすすめな人」はというと・・・
この漫画は、「不妊治療をもうやめようか」というのが頭にちらついている人が読むのが一番いいと思います。
他の人がどんなタイミングで不妊治療を辞めたのか、どんな考えでそういう決断をくだしたのかを知ることは、とても参考になると思います。
しかも漫画で、しかもかわいいタッチの絵ですので気軽に読みすすめていくことができます。
また不妊治療に疲れてひと休みしたい人は、この漫画を読むことで癒やしになるかもしれません。


私のように不妊治療をやめてかなり時間がたってる人は、傷が癒えてると思いますので、「ああ、こういう気持ちだったなー」と、精神的に余裕を持って読めるのではないかと思います。
以上がこの漫画を読んでみての感想です。
ちなみに私は電子書籍版で読みました。
アマゾンUnlimited会員だと「読み放題」の対象になっているので、無料で読めるのでおすすめです。
まとめ
この記事ではマンガ『不妊治療、やめました』を読んだ感想についてお話しました。「あらすじ」についても触れてみました。


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