映画『明日の記憶』を視聴しました。
40代後半の夫婦。若年性アルツハイマーになり愕然とする夫。徐々に失われていく記憶。それを支えて行く妻。
この映画は2006年に劇場公開され、俳優の渡辺謙(わたなべけん)さんと女優の樋口可南子(ひぐちかなこ)さんが夫婦役を演じました。
主人公夫婦と年代の近い私達夫婦。
もしも同じように夫がアルツハイマー病になったら?と考えると、身につまされるような思いがしました。
視聴しながら自分を投影と感情移入していく中で、ラストシーンは特に泣けました。

40代後半〜アラフィフ以降の子なし夫婦、また子供はいても既に独立して2人暮らしの夫婦には、いずれ突きつけられるかもしれない現実が描かれているので、見ておいて損はない作品だと思いました。
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映画「明日の記憶」のラスト・結末
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「アルツハイマー」と診断され、少しずつ、そしてどんどん病状が進行していく主人公。それを健気にも支える妻。
ある日主人公は自ら介護施設に入寮しようと見学をしに行きます。そして帰りに、かつて自分が習っていた、山の中にある陶芸所に行きます。
その帰り道、妻とバッタリ出会います。妻は夫が居なくなったので心配して探しに来ていたのです。

ここからは感動の結末シーンを段階的に解説します。
妻を認識しない夫
夫はもはや妻を「妻として」認識していません。夫は無言で妻とすれ違い行ってしまおうとします。
そこで妻は、「あなた」と声をかけます。ところがそれに対して夫は、妻をしげしげと見た後に「どうしました?」「大丈夫ですか?」と答えます。
そして更には「僕、駅まで行くんですけど、よかったら(一緒に(行きましょう)」
妻は一瞬息を飲み、みるみるうちに目が涙で赤くなって行きます。
若い頃にかえる夫
夫の後を歩く妻。
夫は「僕、佐伯雅行って言います。あなたは?」と妻に聞きます。
それに妻は「枝実子っていいます。’枝’に’実る’ ‘子’って書きます」と答えます。
すると夫は「枝実子さんかぁ..いい名前だな」と言います。
これはまさに、2人が若い頃にした会話なんです!!
泣き出す妻
夫の言葉を聞いて、妻は目に手をあてて泣き出します。まるで抑えていたものが一気に溢れ出てきたかのようです。
しかし夫は立ち止まってそれをただじっと見るだけ。
歩き出す妻
夫がじっと見ていることに気づいた妻は、ほほえみながら「うん、うん」と小さくうなづき、夫の後について歩き出します。
最後は緑の美しい中を2人がともに歩いて行くというシーンが続きエンディングとなります。

この結末のシーンを注意深く見ていると、妻の心情の移り変わりを感じることができると思います。
映画「明日の記憶」のあらすじ・キャスト
佐伯雅行 役:渡辺謙
佐伯枝実子 役:樋口可南子
伊東直也 役:坂口憲二
佐伯梨恵 役:吹石一恵
生野啓子 役:水川あさみ
映画「明日の記憶」の感想と考察
この作品を見て、次の3つの感想を持ちました。
②自分がアルツハイマーになったら?夫がアルツハイマーになったら?それぞれの考え方
③介護するためにはよりネットの収益を増やしたいと思った

それぞれについてちょっと説明させてください。
①老後に誰にでも起きうるアルツハイマー認知症の問題について考えるいい機会
この映画は今から16年前に公開されました。
その時私はまだ40代前半で、しかも「子なしでいこう!」と決心した時でしたので、まだまだ「老後」とか「認知症」とか考える余裕はありませんでした。
おそらく私だけではなく、40代前半だとそういったことを考えないというか、考えられない人が多いのではないでしょうか?
今回この映画を見たのも「考えるべき時が来た」という風に感じました。

今後の課題にしたいと思います。
②自分がアルツハイマーになったら?夫がアルツハイマーになったら?それぞれの考え方
「アルツハイマーになったらどうしたらいいのだろう?」
映画を見て今まで考えてこなかったことに気づき反省しました。
また、
A:私がアルツハイマーになった場合
B:夫がアルツハイマーになった場合
これもそれぞれ対策が異なるということに、今更ながら気づきました。
誰かに介護してもらった方がいいのか、またその場合誰にしてもらえるのか、そういった機関など調べようと思います。
夫がアルツハイマーになった場合には、当然私が面倒を見るるわけですが、自分が病気した場合にはどうするのか?ということも考えなくてはなりません。

このあたりの問題は、みなさんにもシェアできる情報だと思うので、調べて後で記事として公開したいと思います。
③介護するためにはよりネットの収益を増やしたいと思った
今回この映画を見て、もし夫がアルツハイマーになったら、認知症介護もしてパートもして….なんてやっていけるのかな?と思いました。

こういう時は子供にヘルプを求めることができるからメリットかもしれませんね。
映画では、妻の枝実子は昔のスキルを生かして外で働くようになります。それでも夫の介護との両立は大変そうです。
現在私は、お小遣い程度ですがネットビジネス(在宅)でお金を稼いでいます。
私だったら、夫がアルツハイマーになったら心配で外に出て働けないのではないかと思いました。
ですから、万が一夫がアルツハイマーになっても困らないように、今以上、ネットビジネスで稼げるよう頑張らなくては!と思いました。
まとめ
この記事では、映画『明日の記憶』を見て
・あらすじ(概要)
・感想と考察
この3つについてお伝えしました。
大事なことなのでもう一度言いますが、この映画は 40代からの夫婦が(子なし・子ありに限らず)見ておくべきマスト映画 だと思います!
なお、『明日の記憶』は現在「U-NEXT」では見放題作品の対象になっています。
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