
『エリスリトール』って知ってますか?
ダイエットをしていたり、「糖質制限」に詳しいあなたならご存知かもしれませんね。
『エリスリトール』とは自然の甘味料です。
しかも、
▶糖類ゼロ
▶添加物ゼロ
というスグレモノ!!
私たち夫婦は50代。「生活習慣病」が気になるお年頃です(笑)

糖質をなるべく取らないようにするにはどうしたら
いいかな〜って思いながら先日ネットを見ていたら、
エリスリトールを発見したんです。(今頃ですが・・・)
そこで、早速注文をすることにしました。
そして注文したものが届いたので、この機会に『エリスリトール』について勉強してみることにしました。
この記事では、私が勉強したことをシェアしたいと思います!↓
✔『エリスリトール』のメリット
✔『エリスリトール』のデメリット
✔『エリスリトール』って危険性や副作用、注意点について
✔『エリスリトール』が向く料理、向かない料理
✔『エリスリトール』をコーヒーに入れてみた♪(どうだった?)
糖質制限を考えている人にはお役に立てる内容になっているかと思います❤
ちなみに、私が買ったのは「LOHAStyle (ロハスタイル) エリスリトール(1kg) 」という商品でした。
糖質制限にいい甘味料『エリスリトール』の特徴
(左側にシャーペンがあるのは大きさの目安を分かっていただくためです(^_^;))
『エリスリトール』は冒頭で紹介したように自然の甘味料です。とうもろこしが原材料です。
簡単に説明すると、
❤ブドウ糖を酵母で醗酵させて生産したもの
ちょっと小難しく言うと、『エリスリトール』は「醗酵(はっこう)ブドウ糖」= 天然のアルコールで、希少糖の一種です。
そんな『エリスリトール』には次のような3つの大きな特徴があります。
カロリーゼロ
『エリスリトール』は体内に吸収されますが、代謝することができません。つまり「カロリーゼロ」。
(エネルギー評価法等によると、糖質では唯一、エネルギー値が「0kcal/g」であると認められているそうです。)
甘さは砂糖の約70%
『エリスリトール』の甘味度は砂糖の70〜80%です。
砂糖の甘さに近いですが、砂糖よりもあっさりとしていて、あとに引かない甘さです。
溶解吸熱性
『エリスリトール』は水に反応して、熱を吸収する性質があります。
舐めるとひんやりとした冷涼感があります。
『エリスリトール』のメリットとデメリット
では、『エリスリトール』のメリットとデメリットについてお話します。
エリスリトールのメリット
『エリスリトール』のメリットを挙げると、次の4つが考えられると思います。
2. カロリーゼロなのでダイエット中でも甘いものが食べられる
3. 天然の甘味料だから安心
4. 虫歯の原因になりにくい

ちょっと説明を加えます。
1. 血糖値が上がらない
『エリスリトール』は代謝されずにそのまま尿として排出されてしまいます。
だからカロリーはゼロで、糖質ゼロですから血糖値も上がりません。
病気などで糖質制限している人でも、『エリスリトール』を使えば、お料理に甘味を加えることができます。
「糖質」を気にする必要がないので助かりますね。
2. ダイエット中でも甘いものが食べられる
今お話したように、『エリスリトール』はカロリーがゼロですので、ダイエットをしている人にとっても、「糖質」を気にすることなくお料理の甘い味付けやお菓子を作れます。とてもありがたいですね。
コーヒーや紅茶が飲みたいけど、「お砂糖を入れたらカロリーになっちゃう!」という人は、小さな袋や容器に入れてバッグで持ち歩いて、オフィスやカフェでお砂糖の代わりに使うと良さそうです。
3. 天然の甘味料だから安心
『エリスリトール』の良さはなんと言っても人工ではなく「天然由来(とうもろこし)」ということです。
添加物も入っていませんので、人工甘味料はちょっと…という人や、添加物が気になる人にとっては最適です。
使って安心ですよね。
4. 虫歯の原因になりにくい
『エリスリトール』は「非う蝕(しょく)性」です。
「糖類ゼロ」ですから虫歯の好きな「糖分」がありません。このため、虫歯の原因になりにくいと考えられています。
このように、いいことづくめに思える『エリスリトール』ですが、デメリットはないのでしょうか?
エリスリトールのデメリット
『エリスリトール』のデメリットは、次の3つが考えられると思います。
2. 砂糖に比べて割高
3. パンやケーキづくりにはちょっと向かない

ちょっと説明を加えます。
1. 砂糖より甘くない
『エリスリトール』の甘さは砂糖の甘さの70%(〜80%)です。
また体に吸収されないので、「甘味」が持続しません。
このため、意識しないと量を摂りすぎてしまうことになるかもしれません。
なお、後でもお話しますが、私は『エリスリトール』は十分甘いと感じました。個人差があるかもしれません。
2. 砂糖に比べて割高
砂糖と比べると『エリスリトール』は割高です。
一般的な白砂糖の値段は1Kgあたり300円〜400円程度だと思うのですが、私が買った『エリスリトール』は1Kgあたり1,091円でした。約3倍に当たりますね。
「3倍も!」と取るのか、「健康のためなら仕方ない」と、無駄使いしている何かを削るかはあなた次第…といったところでしょうか。
3. パンやケーキづくりにはちょっと向かない
『エリスリトール』をパンやケーキづくりに使うと、ふくらみにくくなってしまう性質があります。
また、『エリスリトール』は温めたお湯には溶けやすいですが、温めた牛乳やクリーム、卵には溶けにくいです。
このためお菓子づくりにはちょっと注意が必要かもしれません。
(まぁ、そもそもダイエットで糖質制限をしているなら、「お菓子作るなよ」って話かもしれませんネ(汗))

後半部分に「エリスリトール」が向く料理・向かない料理についてお話します。
エリスリトールの危険性や副作用、注意点
良いことづくめに思える『エリスリトール』ですが、危険性や副作用はないのでしょうか?

結論から先に言うと、一般家庭で飲み物に入れたり料理に使う分には、『エリスリトール』の危険性は「ない」と言っていいと思います。
●心配なあなたはちょっと読んで下さいね●
『エリスリトール』は1999年に「FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)」が安全性を確認し、1日の摂取許容量を定める必要がない」と評価しています。
しかしその後2010年7月に「欧州食品安全機関(EFSA)」が、「量」に関して、若い消費者が飲料で摂取すると下剤効果を引き起こしてしまう可能性があると注意を促しています。
特に4〜6歳の子供が摂取する場合には注意すべきで、適切な量があると結論づけています。
詳細は内閣府の「食品安全関係情報詳細」をご覧ください。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu03160100149
●副作用は?
「副作用」と考えられるものはありませんが、上で紹介したように、一回に多量に摂取すると下痢をするという報告が上がっています。
(※これは「キシリトール」や「砂糖」なども同様です。)
1日の摂取目安として、成人男性は体重が「1kgあたり0.66g」成人女性は「1kgあたり0.80g」といわれています。
もしあなたの体重が50kだとしたら、
と、40gまでならOKです。

「小さじのスプーン1杯は約5g」ですから、
一日あたり小さじ8杯までなら大丈夫ということですね。
これを考えると、やはり大量に甘味が必要な「お菓子づくり」にはむいてなさそうです(^_^;)
●注意点は?
『エリスリトール』は「とうもろこし」が原材料ですが、遺伝子組換えではないか注意が必要です。
→気にしない方はスルーでどうぞ
※「遺伝子組み換え植物の生態系への影響」についてはご自身でお調べ下さい。
お子さんがいる場合には量に注意した方がいいですね。
でも夫婦だけなら、一回に多量に取らない限りは心配することはないと思います。
エリスリトールが向く料理(調理)向かない料理(調理)
いいことづくめの『エリスリトール』ですが、料理(調理)に向くものと向かないものがあるようですので、そちらを表にまとめてみました♪
↓↓
❤エリスリトールが向く | ♡エリスリトールが向かない |
煮物、炒めもの、照り焼き、ドレッシングづくり、 冷やして固めるだけのお菓子、ヨーグルトに混ぜる |
パンづくり、ケーキづくり、ホイップクリーム、 卵焼き |
「ホイップクリーム」も「卵焼き」も決して使えないというわけではないようです。
しかしホイップクリームの場合は、ゆるい仕上がりになってしまい、卵焼きでは甘さが足りない仕上がりになってしまうので、おすすめではありません。
エリスリトールを注文してみた
この『エリスリトール』はアマゾンで注文しました。
1Kgで1,091円でした。
私はコーヒーや紅茶、または料理にしか使わないと思うので3ヶ月以上は持つんじゃないかと思います。
↓私、雫が注文したのと同じロハスタイルの「エリスリトール」はこちらで買えます↓
開封。色は砂糖と同じ。サラサラ感は砂糖と変わりません。
舐めてみましたが、「甘味が少ない」とは感じませんでした。

我が家は現在、「白砂糖」を使ってないので家にないため、
比べることができませんでした。
エリスリトールをコーヒーに入れてみた
早速、『エリスリトール』をコーヒーに入れてみることにしました。
小さじいっぱいを入れてみることにします。
問題なくすぐ溶けました。底に溶けずに残っているということもありません。
このマグの容量は200mlほどなのですが、小さじ1杯だとちょっと甘さが足りないかもしれません。小さじ2杯位でちょうど良かったです。

一般の「砂糖」でもコーヒーに入れるのは小さじで1〜2杯程度ではないでしょうか。
まとめ
今回は『エリスリトール』について徹底的に調べ、実際購入してコーヒーに入れてみました。
20代〜30代なら、まだそんなに神経質になる必要はないと思いますが、私たち夫婦は50代。
基礎代謝量も落ちたので、若い頃のような食事量のままではいられません。当然「糖質」「糖分」も気になります。

そんなわけで今回は偶然に見つけた「エリスリトール」のことについてご紹介しました。
尚、自然由来の甘味料には『ラカント』もあり、こちらの方が有名かもしれません。
次回は『エリスリトール』と『ラカント』の比較をしてみたいなぁ〜と思っています。
お読みくださりありがとうございました。m(_ _)m
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