旦那の会社が倒産し失業・無職になったら?妻の私が当時経験したことを振り返ります

夫婦関係の危機と修復

 

 

私の旦那さんは10年ほど前に、勤めていた会社が倒産してしまい、一度失業しています。

 

もし、あなたの旦那様が同じようになったらどうしますか?

景気があまりよくない現在の日本。仕事ができても「リストラ」される可能性はゼロではありません。

(特に40代超えていればその可能性は高くなるでしょう)

 

もしかしたら、これを読んでくださっているあなたは、現在旦那様がリストラにあったり、失業してしまっているのでしょうか。

もしそうであれば、今回の記事はあなたの参考にしていただけると思います。

 

当時私がどんなことを考え、どんな風に旦那さんに接したか?
今回は、当時のことを振り返ってみたいと思います。

具体的には

 私の旦那さんが無職になった理由
妻として何をしたか・何をしなかったか
旦那さんの失業経験から学んだこと

ということを順番にお話します。

 

旦那さんはその後、「アルバイト」→「個人事業主(自営業者)として独立」→「会社(株式)立ち上げ」という歩みをたどり、現在では小さな会社を経営しています。

 

なお、「旦那さまが失業されたので離婚しようと思うけど、どう手続きを踏んだらいいか」と、既に離婚の意思が固まっている場合には、あまりお役に立てない内容となっております。

 

 

旦那が失業して無職になった理由

私の旦那さんは、20年近く勤めた会社が、ある日突然…というわけではないのですが、倒産してしまいました。

あまり詳細を書くと身バレしてしまい、旦那さんにも迷惑がかかるので、あまり詳しいことは書けませんが、倒産するほど会社の業績が悪化していたわけではなかったようです。(計画倒産の疑いもありました。)

 

旦那さんはその会社に20年近く勤めており、部下もいたし、ある程度の役職にも就き、その会社で認められようと必死で頑張ってきました。

朝早くから出かけ、夜遅くまで働き、今なら「ブラック企業」と言われても当然のような会社だったと思います。

(ただ、お給料はめちゃめちゃ低かったわけではありません。)

 

そんな頑張っていた矢先の「倒産」ですから、旦那さんにとって本当にショックだったと思います。

 

20年近く働けばそれなりの退職金も出たのだと思いますが、退職金はその会社から支給されませんでした。

厳密に言うと、その会社が倒産手続きを取っている最中に、弁護士から退職金相当の給付が受けられるという連絡を受け150万円ほどの金額を受け取りました。

 

私の旦那さんの場合、まだ会社が良心的(?)だったため、従業員に対する退職金(満額ではなかったものの)の原資となるものがあったので退職金相当のお金を受け取ることができたのですが、中には退職金や給料が支払われない場合もあります。

そういう場合には「未払賃金立替払制度」を利用することができます。

 

「未払賃金立替払制度」は、企業倒産により賃金が支払われないまま退職した労働者に対して、未払賃金の一部を立替払する制度です。

全国の労働基準監督署及び独立行政法人労働者健康安全機構で制度を実施しています。

引用:厚生労働省「未払賃金立替払制度の概要」より

もしあなたの旦那様の会社倒産などしてしまい、このようにお給料や退職金が支払われない場合には、国の立替制度を利用することができます。

※なおこれとは別に失業保険の給付も当時受けることができました。

 

旦那が失業・無職になっても離婚は考えなかった

旦那さんの会社が倒産し、失業したからといって「離婚する」という選択肢は私には全くありませんでした。

理由は次の3つからです。

・夫婦関係が良好だった(愛情)
・2人で稼げば生活できると思った(金銭面)
・旦那さんが失業して離婚するのは最低だと思ったから(私の美学)

 

もしあなたが、旦那様の失業が理由で離婚をしようか迷っているようであれば、おそらくこの3つのうちいずれかが、私のケースと異なるのではないかと思います。

 

 

失業した旦那にしなかったこと・言わなかったこと

それでは、私が失業した旦那さんに対して、

当時どんなことをしなかったか、どんなことを言わないようにしたか

を先にお話したいと思います。

私としては「しないこと・言わないこと」が重要に感じるので先にお話します。
「したこと(言ったこと)」については後半の「旦那の失業経験で学んだこと」の中でお話します。

 

 

失業した旦那にしなかったたこと

今からお話するのは、失業した旦那さんに、意識してしないようにしたことです。

 

無理に励まさなかった

「え?」と意外に思うかもしれませんね(笑)。

なぜかというと、「根拠のないことで励ますことはしたくない」と思ったからです。

例えば、「大丈夫!すぐに次の勤め先が見つかるよ!」という安易な言葉です。

 

旦那さんは当時45歳。

「業界の経験が長い=キャリアがある」とはいえ、この年令の男性の正社員での再就職はそんなに簡単ではありません。

それなのに、気休めで「すぐ見つかるよ」なんて言いたくなかったのです。

 

勿論、この言葉がどんな場合でも誰にとっても「ダメだ」ということではありません。

どんな言葉であっても「奥さんが元気づけようとしてくれている」と旦那さんが感じれば、嬉しいと思うでしょう。

 

今思えば、

今まで長く頑張ってきて経験もつんできているんだから、時間はかかってもいずれ仕事は見つかるんじゃないかな

という言い方をすればよかったかな、と思っています。

「すぐに」と「いずれ」という言葉を替えただけでも、随分ニュアンスが変わりますよね。

 

 

必要以上に世話焼きをしなかった(そっとしておいた)

長年勤めた会社がいとも簡単に倒産。
旦那さんはとても落ち込んでいました。

今、お話した「無理に励まさなかった」のと同様に、私は旦那さんをどちらかというと「そっとしておいた」と思います。

特に倒産した直後は、本当にがっかりした様子で、下手に言葉をかけたら逆に傷つけてしまうのではないかと思いました。

(彼はどうやら私の見えないところで、ひとりで泣いていたようです。)

 

 

正社員にこだわらなかった

私は、旦那さんがすぐに正社員にならなくてもいいと思っていました。

正確に言うと、「正社員にならない」というより「正社員になれないんじゃないか」と思っていました。

 

先程もお話しましたが、40代半ばを超えた男性が正社員として採用されるのは、そうそう簡単なことではありません。

しかし、正社員にこだわらなければ仕事の幅は広がります。

一生アルバイトというのは心もとないですが、当面はアルバイトでもいいと考えていました。

 

私たちは子なし夫婦ですから、子供にお金がかかることもありません。

また、先程お話したような旦那様が「国の立替制度」を利用して得た、退職金代わりのまとまったお金もありました。

心理的にはそういう余裕があったと思います。

 

ちなみに当時私は、「海外向けの買い物代行」のビジネスを自営業者としてやっていました。

恥ずかしい話ですが、旦那さんを食べさせていけるほどの稼ぎは残念ながらありませんでした。

(もし、旦那さんを食べさせていけるほど稼いでいたら、お金の心配はしていなかったです。)

 

そんなこともあり、「私がビジネスをもっと頑張るか、或いは私がアルバイトでもすれば2人で生きていける」と捉えていました。

 

勿論、40代だったからこのように呑気に捉えていたのかもしれません。

もしこれが50代の今だったら、もっとあせっていたかもしれませんが。

 

 

失業した旦那に言わなかったこと

私が当時意識して、旦那さんに言わないようにしたことについてお話します。

 

困るじゃないの?これからどうするの?と責めなかった

今、お話したように私は旦那さんが無職になった時に、そんなに焦りませんでした。

再度理由をお話すると、

・東京に住んでいる→ 選ばなければ働く場所は沢山ある。夫婦2人で生活することはできる。

・子供がいない →「養育費」や「教育費」を稼ぐ必要はない

「な〜んだ、子供がいないからじゃない。当然じゃん」と思うかもしれません。
確かにそうだと思います。

 

しかし例え子供がいても、私は「困るじゃないのっ!!キィー」とは言わなかったと思います。

なぜなら、

・私の両親がまだ若く、子供がいれば喜んで孫の面倒を見るタイプだった
→子供を両親の元に預け、私たち夫婦は1Kのアパートに移り住み東京で稼ぐ(出稼ぎスタイル)

も厭わなかったと思うからです。

 

ところで私は結婚当初は親の反対を押し切って結婚しましたが、3年目に両親と和解し良好な関係を築いていました。

余談になりますが、押切結婚したとはいえ、最終的にサポートしてもらえる環境になったので、親を説得する努力をしていて良かったと感じています。

 

「困るじゃないの」と言ったところで、一番困っているのは旦那さん本人です。
今振り返ってみると、この言葉を言わなくて良かったと感じています。

 

 

いつ就職するのよと問い詰めなかった

「いつ就職するのよ」という言葉も言いませんでした。

だって当の本人(旦那さん)が一番身にしみて分かっているから。

 

また、私は旦那さんを信用していたのだと思います。

なぜなら、20年近く働いていましたので、取引先の人達とも随分仲良くなっていました。

ですから、そのツテで何らかのチャンスはあると思ったのです。

 

 

勿論、ずっと無職でぶらぶらしていたら困りますが、旦那さんはそんなタイプではありませんでした。

だから安心して見ていることができました。

 

その後旦那さんは、倒産した会社で同僚だった人と一緒に、知人の会社に転職しました。

ただし「アルバイト」という扱いでした。

(「失業保険」の給付もそこでストップしました。)

 

いつ正社員になれるの?ということは聞いた

一つだけ旦那さんに詰め寄ったことがあります。

それは今お話をした「知人のつてをたどって雇われたアルバイト」でした。

最初は「いずれは正社員に」という話だったのですが、何ヶ月たってもアルバイトのままです。

そこで私は「いつになったらそこで社員になれるの?」と聞きました。

 

話をきいているとどうやら、状況が変わってしまったようで、いいように使われている印象を受けました。

その時私は強い態度で旦那さんに「そんなんでいいのか?」ということを伝えました。

(この時は彼を追い詰めたと感じています)

 

私が言うまでもなく、そんなことは旦那様がよく分かっていたのです。彼が一番困っていたのです。

 

私の言葉もあってか、その後、旦那さんはそのアルバイト先をやめて独立し、「自営業者」となりました。

つまり、倒産になった会社でやってきたことを、自営業として続けることにしたのです。

 

当時、倒産した会社で一緒に働いていた人にも協力してもらったり、取引会社だった人にも頭を下げて、仕事をふってもらうようお願いしていました。

 

その後、彼はどこの会社にも雇われることなく、そのまま自営業者として5年ほど仕事を続けました。

 

 

旦那の失業経験から学んだこと

ここまで読んでお分かりだと思うのですが、私は旦那さんが失業した時に、ほとんど何も特別なことをしませんでした。

なぜ私が何も特別なこともせず、ことさら何か言ってあげることもしなかったかというと、

▶どうすればいいか私も分からなかった

▶旦那さんを信用していた

▶私も収入を増やせば何とかなると思った

この3つからでした。

 

旦那さんが失業するなんて、何度も経験するというのはそうそうないことだと思います。

だからどうしていいか分からず、気の利いた言葉をかけることができなかったというのが正直なところです。

 

でも、今になって思えば逆にそれが良かったと感じます。

 

彼は20年近く同じ会社で、一つの業界で頑張ってきました。

細かい内容はここでは書けませんが、必ずそれは隣接業界で通用すると私は信じていました。

また、当時私は自営業者でしたが、すぐに収入が上げられなければ、アルバイトをどこかでしようと考えていました。

 

私の場合、旦那さまの失業を乗り越えてこれたのは、

●余計なことを言ったり騒がなかった
●旦那さんを信じた
●自分も稼いでいたし、もっと稼ごうという気合いがあった

この3点だったと、今振り返ってそう感じます。

 

まとめ

今回お話したこと 私の旦那さんが無職になった理由
妻として何をしたか・何をしなかったか
旦那さんの失業経験から学んだこと

今回はこの3点をお話しました。

旦那さんの会社が倒産した時には正直驚いたし困りました。
でも、国の立替制度で退職金代わりのお金が出たり、「私もある程度稼いでる(稼げる)」し、2人で働けば生活はできる…と思い、金銭的な心配はさほど大きくはありませんでした。

 

ここまで読んであなたは、「子供がいないから乗り越えられたのでは?」と思うかもしれません。

その要素はあるかもしれませんが、

「子供がいるから乗り越えられない」ということは絶対ないと思います。

 

更に、厳しいことを申し上げるようですが、

●子供がいるから働けない

ということは絶対にありません。(…と私は思っています)

勿論、難しいことですが、子供がいても、旦那様が失業している間の収入を補うために、あなたも働く方法はあるはずです。

それを見つけられなければ、乗り越えていくことは難しいと思います。

 

 

なお、旦那さんが勤めていた会社が倒産し失業したのは今から約10年ほど前の話です。

さて、そんな旦那さんですが、冒頭でもお話したように現在はちっちゃな会社を経営しています。

 

失意のどん底にいた彼がここまで這い上がってこれたのは、「彼自身の力」です。

決して「妻」の私の力ではありません。

これは謙遜でもなくて、本当にそう思います。

 

あなたが旦那様を信用・信頼し、そして愛しているなら必ずどんな状況であっても乗り越えられます。

これが私の今回の結論です。

 

 

縁起でもない話ではありますが・・・

もしあなたの旦那様がリストラに合いそうだ…と不安なら、

働きたい!収入を増やしたい!とお感じの場合


こちらは「不妊治療をやめた方向け」のタイトルになっていますが、女性の再就職にむけてのとっかかりの内容を書いているので、お役にたてるのではないかと思います。

また、旦那様が失業しても大丈夫なように、今から在宅ワークを始めてみるというのも一案だと思います。

在宅ワークを始めるのに必要なこと

 

あなたが旦那様を愛しているなら、「将来どうなるか分からなくて不安だから」という理由だけで、旦那様を手放さないで下さいね。

 

 

お読みくださり、ありがとうございましたm(_ _)m

 

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この記事を書いた人
雫(しずく)

結婚29年を過ぎた子供がいない夫婦です。「仲がいいね」とよく言われますが本人はあまり実感がありません。お互い好き勝手なことをやりつつも、お互い感謝し、二人で過ごす時間も大事にしています。

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