この記事を読もうとしてくださっているあなたは「子なし主婦」で、旦那さまと会話がなくて悩んでいるのではないでしょうか?

でもこの記事に興味を持ってくださっているということで、お話をすすめますね…
今回は、
と言ったことを中心にお話をしたいと思います。

そもそも夫婦の会話がないのは本当にまずいの?

おそらく雑誌やサイトなんかで、「夫婦円満の秘訣は会話」って書かれているからではないでしょうか?
勿論、私も夫婦のコミュニケーションは大事だと思います。
とはいえ、本当にあなたの家では、夫婦での会話がない=ゼロ(全くない)なのでしょうか?
ちょっと位は話しているんじゃないでしょうか?
本当に夫婦で会話していない?
2017年に明治安田生命が行った「「いい夫婦の日」に関するアンケート」の結果によると、
(出典:https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2017/pdf/20171116_01.pdf)
と、確かに円満夫婦の方が会話の時間は長いですね。
※こちらのアンケートは「子なし夫婦」に限定しているわけではありません。ご了承下さい。
(なんだー!って言わないで下さいね(^_^;) なかなか「子なし夫婦限定アンケート」ってないので・・(汗))

円満夫婦でも平日の会話って、せいぜい20分ちょっとなんですよ!
円満じゃない夫婦でも平日の会話時間は8分ほど。
だから、、


今日から夫婦でどれくらい話しているか、時間を図ってみてくださいね。
ちなみに上のアンケート調査によると、
▶円満夫婦は「休日には2時間超〜3時間未満」会話をしています。
▶円満ではない夫婦でも「休日には50分」と1時間近く話ししています。
「円満」ではない夫婦でも土日に、それぞれ30分近くはお話するということですね。

もしあなたが、「うちは夫婦円満とは言えない」と思っているようであれば、休日もどれくらい話しているかチェックしてみて下さいね。
もし夫婦の会話が本当に「ゼロ分」だったら・・・
一緒に生活していて、「一言も喋らない」とか、「会話時間がゼロ分」なら、それは既に「家庭内別居」の状態ではないでしょうか。

もしあなたが、そのような「家庭内別居」の状態で、「なんとかしなくちゃ!」って思っているなら、夫婦修復カウンセラーの合澤先生にまず相談して下さい!!
合澤先生のブログ「夫婦修復カウンセリング」
https://ameblo.jp/ririlala3/
世の中の夫婦はどんなことを話している?
それでは、他の夫婦がどんなことを会話しているのか、見てみることにしましょう。
先程ご紹介した明治安田生命が行ったアンケートには、もうひとつ注目するものがあります。
主な会話内容については、「子どものこと」(73.2%)、「テレビなどのニュース」
(62.9%)、「仕事のこと」(54.6%)となりました。
出典:https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2017/pdf/20171116_01.pdf
アンケートの対象が子供のいる夫婦も含んでいるため、「子供のこと」が、話題のダントツ1位になっていますが、それ以外では、「テレビのニュース」、「仕事のこと」です。

「テレビのニュース」というからには、おそらく「夕食を一緒にとりながら+テレビを見ながら」会話してるのかなぁって思います。
食事の時間って個人差はありますが、平均すると20〜30分位ではないでしょうか? (そうすると、ちょうど先程の「円満夫婦の平日の1日の会話時間」になりますね。)
そして、その間に会話している話題が、「テレビのニュース」や「仕事のこと」。
いずれにしても、円満な夫婦でも、何か特別なことを普段話しているわけではなさそうです。

夫婦の会話がないのではなく会話の内容に満足していない?

ふと思ったのですが、「夫婦で会話がなくてがダメだ」と思ってしまうのは、実はあなたが旦那さんとの会話に満足してなかったりするからなのではないでしょうか?
だって、先程お話したように、夫婦で食事を一緒に取っていれば、無言で食事をしていない限り、1日10〜20分は会話をしているはずなんです。
それでも「会話がない」と思ってしまうのは、おそらく、あなたが旦那さんとの会話に満足していなかったり、旦那さんと話が噛み合っていないと思うからではないでしょうか?
実は「旦那さんと会話が噛み合わない」って感じている奥さまはけっこう多いと思います。
どうしてそう思うかというと、
けっこうこの記事が人気で、すごく読まれているから..なんです(^_^;)

つまり、物理的(時間的)には、会話はしているけど、あなたが満足していないので、「会話をしているように感じない」のではないかと思います。


もしあなたが、旦那さんと話が噛み合わないなーと思ったら、今お話したこちらの記事を先に読んで下さいね。
子なし夫婦の会話の糸口はどうやって見つければいいの?


ここからは、私が普段心がけたり、考えたりしていることについてシェアしますね。
●子なし夫婦の会話の糸口
(1) まず夫婦共通の「趣味」を作る
(2) 「Yes」や「No」で答えられる質問から会話をスタートする
(3) 旦那さまに教えてもらうような会話をする
(4) 会話の「量/時間」ではなく「質」が大事
(1) まず夫婦共通の「趣味」を作る
先程の「明治安田生命のアンケート」で、円満夫婦の会話の内容で一番多かったのが 「子供のこと」でしたね。
子供のいる夫婦は、子供がいるだけで話題ができますし、何かギクシャクしても、子供が緩衝材になってくれます。
ところが、子なし夫婦の場合それがありませんので、「子供」の代わりになるようなもの、会話のトピックを意識的に考えなくても自然に話題になるもの、を見つける必要があります。


「ペットを飼う」というのでもいいと思います。
ただ、マンション住まいだとペットを飼えない場合もありますね。
一番いいのは夫婦で共通の趣味を持つことです。
そうすれば自然と話題がわいてきますし、楽しく会話ができます。
もしあなたが「もうすでに共通の趣味があるよ!」というなら、すごくラッキーです✌


もし、あなたが「共通の趣味なんてないし、どうやって趣味を見つければいいかわからないわ!」というのでしたら….
その場合、「2人で色々なことをやってみる(試してみる)」しかありません。
色々やってみる中で、2人が共通で「面白い!」って感じるものがあると思います。
それを「2人の趣味」として、不定期でもいいから、一緒にやってみてはいかがでしょうか?


ちなみに、私と旦那さんは「バンド活動(趣味)」を通じて知り合いましたから、元々「共通の趣味」がありました。
(しかし、好きな音楽のジャンルは微妙に違っていたりします。笑)
(2)「Yes」や「No」で答えられる質問から会話をスタートする


「何か話題を提供しなくちゃ!」って思っているなら、その考えは捨てた方がいいです。
そう思うこと自体、いずれあなたがプレッシャーに感じるからです。
「話し上手は聞き上手」と言う言葉を聞いたことがあると思います。
あなたが何か話題を見つけて話すのではなく、
「あなたが聞き手となって、旦那様に喋らせる」
ということをおすすめしたいと思います。
例えば、仕事から帰ってきた旦那様に(季節は「夏」として)、こんな会話をしてみてはいかがでしょうか。
✔「今日は暑かったけど、会社はエアコン入れてるから涼しいわよね?」
✔「会社のエアコンは何度にするっていう決まりはあるの?何度?」
✔「〇〇度なの。ちょっと寒くない?女性社員は寒いとか言ってない?」
✔「逆に暑いって女性社員は言ってるんだ。どんな服装で会社に来てるの?」
✔「ワンピース着てる人が多いの?そういえば雑誌でかわいいワンピースを見たの。ほしいなぁ….買ってほしいなぁ….いい?(おねだりもしてみる)
旦那さまが答えた「内容」から、どんどん質問を考えていくのです。
そして、自分の話したいことも加えてみるのです。(上の例では「ワンピースが欲しい」というおねだりをしています。)
●NGな会話例
「お帰りなさい。今日はどうだった?」
この質問だと、おそらく旦那様からは、「疲れた」とか「特にない。いつもどおり。」になってしまう可能性が高いです。


「どうだった?」と聞くのは、「旦那様に考えさせてしまう(答えを考えさせてしまう)」ことになり、本当に疲れている人にとっては「うざいなぁ」と感じてしまいます。
そうではなくて、「YES」か「NO」で答えられるような質問をするといいです。
「YES/NO」でなくても、簡単に答えられるような「質問」を投げかけながら話題を作っていきます。
※[注意]:矢継ぎ早に質問すると、「質問ぜめ」にあっているように感じて、これまた「うざい」と思われてしまうかもしれないので、「間(ま)」も取って下さいね。


実はわたしは「相手の答えた内容からどんどん質問を作っていく」ということが得意です。これは慣れてしまえば簡単です。
もし苦手だなぁというのであれば、この記事の最後にある「まとめ」の下にあるところを読んで下さい。
3. 旦那さんに教えてもらうような会話をする
女性はお喋りが大好きです。ところが、男性は女性と比べるとお喋りがあまり得意ではありません。(勿論、例外もいます。)


旦那さまに「話題を考えてもらう」ことは期待しない方がいいです。
基本的に、男性にとって会話は「問題解決」のためにするものです。


旦那さん(男性)に、あなた(女性)と同じノリで、会話のネタを探すことを期待しないほうがいいです。というか、多分「無理」でしょう。
最初は頑張るかもしれませんが、そのうちにしなくなります。
得意なことを「教えて♡」と言って話させる
お喋りは苦手かもしれませんが、その代り、男性は概して「教え好き」です。
そこを利用して、旦那さんが得意なこととか、よく知っていることについて、何か質問してみましょう。
きっと喜んで教えてくれると思います
もし、「パソコン」が得意なら操作で分からないことを積極的に教えてもらったり、「映画」にこだわりを持っているなら、映画の話題をふってみましょう。
(例:「1970年代で一番おすすめのアメリカ映画は?」→「その映画のあらすじを教えて!」)
よっぽど疲れているとか、忙しくない限り、話してくれると思います。


私の旦那さんは司馬遼太郎好き、幕末あたりの歴史好きのオタクなので、時々そういった話をしてもらっています。(ただし私は全く詳しくありません💦)
教えてもらったら、「よく知ってるね〜。すごいね!」という言葉も忘れないで下さいね。
褒められて悪い気になる人はそうそういません。
旦那さんが機嫌がいいなら、あなたもきっと機嫌が良くなると思いますよ♡
(4) 会話の「量/時間」ではなく「質」が大事


子なし夫婦の会話で大事なのは、会話の「量(時間的なこと)」より「質(内容)」が大事だと思います。
「質」といっても、高尚なことを話すと言う意味では勿論ありません。
お互いが満足できるのが、「質のいい会話」だと思います。
例えば、「愚痴」ばかりの会話は「質の良い会話」とは言い難いです。
勿論、誰かの愚痴を旦那さまに聞いてほしいこともあるかもしれませんよね。
もしかしたら、逆に旦那様が自ら上司や部下の愚痴を言うこともあるかもしれません。
そういう時は、勿論旦那様の話を聞いてあげましょう!
ここで分かっていただきたいことは、一言も愚痴を言ってはいけないというわけではありません。
ただ、それだけで終わってしまうと、お互いがネガティブな気持ちのまま会話が終わってしまいます。しかも「愚痴」は解決策というポジティブな方向で終わることというのはありません。
(ただ、話して「スッキリした」という気分にはなりますね。)
ここは難しいところかもしれませんが、「ネガティブ」なことを話したら、前向きになれるような「ポジティブ」な話題もしてみるといいと思います。
そして、「質」が良ければ、そんなに「長時間」話さなくても満足に感じられます。


食べ物だって、「質」が良ければ、たらふく食べてお腹を満たさなくても、満足なのではないでしょうか?
質の良い「会話」をするためにも、今までお話したように、
▶あなたが聞き上手になり、旦那さまに話させ、
▶時には旦那さまの得意なことに耳を傾ける。
これらを試してみることをおすすめします。
勿論、旦那さまの話を聞くだけではなく、聞いいている中で、あなたも「自分の話したいこと」を話してみて下さいね。これも重要なポイントです。
まとめ
今回は、




についてお話をしました。


実は私たち夫婦の会話の時間は短い方だと思います。平日も休日も20分程度か、それ以下。一緒にレストランに行っても、無言で食べてたりします(笑)。でも夫婦円満です!
それでは、お読みくださり、ありがとうございましたm(_ _)m
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「子なし夫婦の会話の糸口はどうやって見つければいいの?」の項目でお話した
「(2)「Yes」や「No」で答えられる質問から会話をスタートする」ですが、
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