格言や名言には、知識や教訓と人間の知恵があります。
それを見て「ハッ」と気づいたり、考えさせられたり、
時には励まされ勇気づけられた経験もあるのではないでしょうか。
今回、私はある「英語の名言」の中に ハッとする気づきを見つけました!
それは「夫婦に関する」名言なのですが、『結婚の本質』をズバリついたものでした。
とても素敵な言葉なので、今回あなたとそれをシェアしたいと思います。
その名言とは、
というものです。
現在、TOEICスコア900点超えをめざして英語の勉強を続けている私ですが、(自分にとって)良い機会なので、英語の意味の解説をしながら、この名言を紹介したいと思います。
もし、あなたが英語が苦手なら、ぜひ一緒に読みすすめていってくれたら嬉しいです。
英語が得意なあなたは、「ああ、わかってるよ〜」って、サラっと読み流して下さいね(笑)(^0^)
夫婦の名言(英語):素敵な結婚とは?
冒頭でご紹介した英語の名言をもう一度書きます。
意味は、
です。
若干意訳(?)していますが、まぁ、こんな意味です。
ちなみに、これをGoogle翻訳してみると、、
なんとなく言いたいことが分からないでもありませんが、なんだかこなれない日本語ですね💦

ちなみに、私は英語に関してはGoogle翻訳を「英→日」(英語から日本語)では、めったに使いません。
なぜかというと、Google翻訳して、かえってわけが解らなくなる時があるからです。
ただし、逆の「日→英」(日本語から英語へ)はたまに使います。
(自分の作った英文がちゃんと意味をなしてるのかな?Google的に認識してくれるのかな?ということを確かめたい時に使っています。)
「AI時代」が来ていますが、心のこもった翻訳を完璧にAIがするまでには、もう少し時間がかかるのではないかと思います。
夫婦の名言(英語):「素敵な結婚」の解説
それでは、この名言の意味を簡単に説明してみたいと思います。
英語の解説
大学入試の英語を経験した人なら、この英文は難しいものではないと思うので、「簡単だよ〜」っていう人は、読み飛ばしていって下さいね。
さて、この名言は2つの文章からできているので、前半と後半の2つに分けたいと思います。
(1) A great marriage is not when the ‘perfect couple’ comes together.
(2) It is when an imperfect couple learns to enjoy their differences.
前半の解説
(1) A great marriage is not when the ‘perfect couple’ comes together.
もし、この文が難しいなぁと感じる場合、2つの原因があるかもしれませんね。
- 語彙不足 (特に 「comes together」)
- When 以下の文章にまどわされている
語彙不足は辞書を見れば解決するので、ここでは問題にしませんね。
▶「S(主語) is not 〜」
この文の大枠は、「○○は△△じゃない」っていう「否定」なんですね。
→ ○○とは主語です = A great marriage
ここまでで、ザクッと訳してみると、
『A great marriage は △△ じゃない』
→ △△は「when 以下」です。
つまり、【A great marriage は when以下じゃない】という意味になります。
あとは、「when 以下」を攻略するだけです!
「great」 は学校では「偉大な」と習ったのではないでしょうか?また先ほどのGoogle翻訳では「great marriage」の「great」を「素晴らしい」と訳出していましたね。私は、「偉大な結婚」にしてしまうと、ちょっと文章全体のニュアンスが違ってくるんじゃないかなぁと思いました。Google翻訳で出てきたの「素晴らしい(結婚)」もありますが、「Great」は「素敵な」という意味もあるんですね。ちょっとカジュアルなニュアンスを出したかったので、「素敵な」と訳してみました。(^^)
組み合わせると、
「when the ‘perfect couple’ comes together」の意味は「完璧なカップルが一緒になる時」です。
でも、最初で
「A is not XXXX(=when 以下)」と、when 以下じゃないと否定されているので、
ということになります。
後半の解説
(2) It is when an imperfect couple learns to enjoy their differences.
前半で、「素敵な結婚」についての定義を否定されたので、後半は、「じゃあ、何なんだよ?」っていう話です。
カンのいいあなたはお気づきだと思うのですが、
▶It is when XXXX
前半では「It is not when XXXX」という形でした。
後半は「not」がないので、否定(じゃないんだよ)形ではなくて、肯定(そうなんだよ)形です。
この文で難しいのはおそらく、
「learns to enjoy their diffrences」ではないでしょうか。
軽く解説してみますね。
「learn to 〜」は、「〜することを学ぶ」という意味です。
「their diffrences」は「彼らの違い」で、つまりカップル2人の、「お互いの違い」ということですね。
ということで、この後半の文章は、
です。

Learnは「学ぶ」という意味の他に、「わかる」「知る」というのもあります。
正直「わかる」と「学ぶ」で迷いました。
「わかった時」「学んだ時」、どちらでもいい気がします。
訳がもっと上手い人なら、「an imperfect couple 」を「完璧じゃないカップル」ではなく、「完璧ではない者同士が」「不完全な者同士が」と訳すのかもしれませんね♪
日本語の解説
この名言の肝は
(完璧じゃないカップルが、お互いの違いを楽しむことを学ぶ)
なんじゃないかなぁと思います。
ところで、「違いを楽しむ」
というのは、「え?」と思うところではないでしょうか?
「夫婦はお互い違うもの」というのは、よく言われることですよね。
あなたや私だけではなく、多くの人が頭で分かっていることだと思います。
でも、いざ自分のこととなったら、
「できたらあんまり違わないでほしい」
「違いはちょっとの方がうまくいく」
って思っていませんか?
そして、「違いを楽しむって、そんなのムリ!」って思ってしまいませんか?
私は、ここがこの名言の面白いところだと思いました。
また「新しい視点」でもありました。
夫婦の名言の作者
それでは、最後にこの名言を作った人について紹介したいと思います。
この名言は、アメリカの作家、Dave Meurer(デイブ・ミューラー)さんの作品「Daze of Our Wives」の中に書かれているものです。
(この「Daze of Our Wives」は日本語訳されていないようです。)
デイブさんはアメリカで数々の賞を取った作家で、2人の男の子の父親でもあります。
面白くてウィットに富んだ人だとアメリカでは認識されているようですね。
彼の著作には、結婚や家族、文化、神、そして、可燃性の家電に関してのものがあり、読者にとって、ちょっとした役立つガイド本のようなものだと言われています。
残念ながら日本のアマゾンでは、「現在お取り扱いできません」となっていますが、機会があったら読んでみたいなぁと思います。
↓こちらはデイブさんのサイトです。↓
英語の得意なあなたはどうぞ(^^)
まとめ
今回は英語の「夫婦に関する名言」について取り上げました。
夫婦に関する名言(デイブ・ミューラー)『A great marriage is not when the ‘perfect couple’ comes together. It is when an imperfect couple learns to enjoy their differences.』
(素敵な結婚というのは、完璧なカップルが一緒になった時じゃないんだよ。完璧じゃないカップルが、お互いの違いを楽しむっていうことを、学んだ時なんだよ。) by 雫の訳
この名言で、「最初から完璧なカップルはいない」という言葉を思い出しました。
そして、この名言の面白いところは、「夫婦の違いを楽しむ」というところです。
正直まだまだ「違いを楽しむ」域にまで到達していない私には、これは永遠の課題かもしれません。
しかし、本当に楽しむことができた時に、これは「素敵な(結婚)」を越えて、まさに、「偉大な(結婚)」になるのかな、、と思いました。
(英語って奥深いなぁとも思いました・・・笑)
今回の結論はこれかなぁって思いました。
今回もお読みくださり、ありがとうございましたm(_ _)m
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