結婚記念日を忘れる旦那さんはなぜ?対策はどうするかについて考えてみた!

夫婦関係

結婚して2〜3年位までは、「結婚記念日」にはお祝いをするカップルが多いのではないかと思います。

ところが、5年たち、6年たち、年数がたち、子供ができたりすると、段々に「結婚記念日」にお祝いをしなくなったり、果ては忘れてしまったりするカップルも少なくないでしょう。

特に男性は「結婚記念日」さえ忘れてしまったかのようで、女性から言われて思い出すといったパターンも多いのではないでしょうか。

もうすぐ28回目の結婚記念日を迎える私ですが、私の旦那さんも、前々から張り切って「今度の結婚記念日はこうしよう」と言ってくるわけではありません。

そこで今回は、どうして男性は婚記念日を忘れてしまうのか、しっかり覚えてもらうにはどうしたらいいか考えてみることにしました!

 

結婚記念日を忘れる旦那のそもそもの理由

「結婚記念日」を忘れないようにする対策を考える前に、まず、男性はなぜ「結婚記念日」を忘れてしまうか考えてみたいと思います。

考えられる理由を挙げてみます。

POINT!1-仕事が忙しくて余裕がない
2-男性と女性では脳の構造が違うため
3-そもそも結婚記念日は女性が思うほど男性には重要ではない

この3つについて、次に補足の説明をさせて下さいね。

 

仕事が忙しくて余裕がない

結婚すると男性は「仕事中心の生活」になります。

勿論、仕事が好きだからという理由で仕事にうちこむ男性もいますが、やはり「家族を養うため」というのが仕事をする大きなモチベーションになるのではないでしょうか。

経済状況が良くない現在、仕事に全力投球をしなければ会社での評価も下がりますし、下手をするとクビになってしまうことさえあります。自営業であれば、売上が上がらなければ誰も助けてくれません。

このように仕事にフォーカスせざるを得ない状況では、プライベートや奥さん・家族のことまでなかなか気が回らないというのが実際のところではないでしょうか。

 

そうは言っても、いくら忙しくても「結婚記念日」ぐらい覚えておけるだろうと思うでしょう。

子供がいる貴女は「私だって子育てで忙しいのよ!」と言いたくなるでしょう。

そして、「大事な日を忘れるなんて、もう私に愛情はないの?」なんて思っちゃいますよね。

でも、単純にそうとは言い切れない「男性の特質」があるようなのです。

そのことについて次にお話したいと思います。

 

男性と女性では脳の構造が違う?

医学博士の米山公啓(よねやまきみひろ)先生によると、男性と女性とでは記憶をつかさどる脳の部分に違いがあるといいます。

脳の記憶をつかさどる部分を『海馬(かいば)』といいますが、女性はこの『海馬』が発達しているといいます。

だから女性は「記念日」をよく覚えているのですね。

この「海馬」とは別に、感情をつかさどる部分を『扁桃体(へんとうたい)』と読んでいます。

 

女性はこの「海馬」と「扁桃体」の連携が男性よりスムーズだと言われています。

つまり、女性は何かいいことや嬉しいことがあった日を記念日として覚えていられるのですね。

主婦B
主婦Aさん

逆に、女性は何かイヤなことがあると、いつまでも覚えています。
女性が夫婦喧嘩でよく、「以前あった悪いこと(既に話し合い済みのこと)」を持ち出してくるのはこのためなんですね。

 

一方、これに対して男性というのは、感情と結びつけて何かを覚えておくというのが女性と比べて苦手です。

そして、更に男性には女性と違って、「播種本能(はしゅほんのう)」があります。

主婦A
主婦Bさん

「播種本能」とは「自分の遺伝子を残したい」という本能のことです。
このため男性は女性との新しい出会いを追い求める傾向があります。

遺伝子的に言うと「男性は新しい出会いを追い求める一方で、古い女性に関しての記憶はどんどん忘れていく」ということなのだそうです。

勿論、貴女のことを「古い女性」と言いたいのではありません💦

要するに男性にとって、結婚した日(結婚記念日)は過去のことなのです。

 

しかし、遺伝子うんぬんは分かったけど、でもそれって「ちゃんと意識して心がけておけば覚えておけるもんじゃないの?」と、女性の貴女としては、つっこみたくなりますよね。

 

そもそも結婚記念日は女性が思うほど男性には重要ではない

これは私の28年の夫婦生活や、他の友達夫婦について見たり聞いたりしたことなど、私の経験に基づく考察ですが、

「女性の結婚記念日に対する思いと、男性の結婚記念日に対する思いには温度差がある」

のではないでしょうか。

 

勿論、男性にとって「結婚記念日」は大事です。「大事か大事じゃないか」と問われれば、おそらく多くの男性は「大事だ」と答えるでしょう。

しかし、女性が「今度の結婚記念日は何をしよう?」「どこで結婚記念ディナーを食べよう?」と考えるほどではないのです。

それよりも、夫や父親である男性は、「稼いで家族を路頭に迷わせないように養っていくことの方が大事」と考えます。そして、それは結婚記念日のような「一日だけ」のことではなく、ずっと続くものなのです。

勿論、女性としては「そうは言っても・・・(結婚記念日は覚えていて欲しい)」と思うでしょう。

しかし、「重要度の温度差」を夫婦で同じにすることは、なかなか難しいのではないでしょうか。

 

結婚記念日を忘れる旦那さんへの対策

男性が「結婚記念日」を忘れてしまう原因は分かったけれど、そうはいっても覚えていて欲しい!

女性としてはこんな気持ではないでしょうか?

そこで、ここからはどうしたらいいか、対策を考えていきたいと思います。

 

スマホのアプリでスケジュールを夫婦で共有する

オススメは「Googleカレンダー」を旦那さんと共有することです。

Googleカレンダーで2人の結婚記念日を入力しておきます。

そして更に、結婚記念日の一ヶ月前や2週間前になったら、アラートが出るように設定します。(何ヶ月/何週間/何日 前かは色々変えられます)

この「Googleカレンダー」はスマホでも管理できますし、パソコンでもできます。

Googleカレンダーの設定やアラートの設定の仕方については、また別の機会に記事にしたいと思います。

 

「Googleカレンダー」以外にも、夫婦でスケジュールを共有できるアプリがありますので、それを使ってもいいですね。

ちなみに私たち夫婦は、夫婦のためのToDoアプリ「Cross」を使っています。

ただこちらは残念ながら、iPhoneのみです。

アンドロイドでも、夫婦でスケジュール管理ができるアプリがありますので、貴女にとって使いやすいものを探してみてくださいね。

 

日めくりカレンダーを作る

もし貴女に時間があれば、「結婚記念日まであと○○日」という日めくりカレンダーを作って、それをダイニングルームやリビング・ルームなど、目立つ所に貼ってみてはいかがでしょうか?

イラストを描くのが得意なあなたは、その日めくりカレンダーにイラストを描いてもいいですね♪楽しくできそうです。

さすがに365日分を作るのは大変でしょうから、3ヶ月前ぐらいからのカレンダーがちょうど良いのではないでしょうか。一回作ってしまえば、来年も使えます(笑)

時間がなかったり、作るのが面倒!というのであれば、日めくりカレンダーを買ってきて、それに書き足してもいいですね。

さすがに、毎日「結婚記念日まであと○○日」というのを見ていれば、忘れるということはないのではないでしょうか。

 

レストランを何ヶ月も前から予約する

貴女が「結婚記念日」に行ってみたいレストランがあったら、思い切って旦那さんにレストランの予約を前々からしてもらってはいかがでしょうか。

そして結婚記念日近くになったら、「○○でお食事するの、楽しみね♥」と会話に入れれば、旦那さんも「あ!もうすぐで結婚記念日だ」と気づくことでしょう。

勿論、レストランでなくても、あらかじめ「旅行の予約」をしてもらったり、「見たい映画や演劇のチケット」を予約してもらってもいいと思います。

貴女がしたいこと・して欲しいことを「前もってお願い(=予約)」してもらいましょう!

子供がいる貴女は、この日だけはおじいちゃん、おばあちゃんに面倒を見てもらうよう前もってお願いするか、お金はかかるけれど、どこかに預ける予約するなどしましょう。

手間暇とお金はかかってしまいますが、「結婚記念日」のお祝いは夫婦だけで過ごすのが理想的だと思います。

 

まとめ

今回は、『男性(旦那さん)が「結婚記念日」を忘れる理由とその対策』について考えてみました

男性が結婚記念日を忘れてしまうのは、男性の遺伝的な要因と、環境・立場的な要因があるようですね。

このことについては理解しておいた方が良さそうです。

そして妻である女性がどこまで「妥協」できるのか、というのもポイントになってくるでしょう。

なぜなら今回ご紹介した「対策」は、こちら(妻側)から全てアクションするものだからです。

 

頭を切り替えよう

多くの女性は、「できれば、こちら(妻側)から言わなくても男性(夫側)からアクションして欲しい、イニシアチブを取ってほしい、あるいは、男性がアクションするべき」と思うものではないでしょうか。

私も男性からアクションして欲しい、男性がイニシアチブを取って欲しいと思うタイプです。

でも、「結婚記念日」に関しては、多くの男性は女性が期待するほど気にしない人が多いようです。

「私の旦那さんは違う!」と思うかもしれませんし、実際、ちゃんと結婚記念日を覚えていてマメにプレゼントやレストランの予約をこちらから言わなくてもしてくれる男性もいます。

しかし、そうでないのなら、それに失望したりせず、ここは頭を切り替えて、妻である貴女からアクションを起こしてもいいのではないでしょうか?

この「妻からアクションを起こす」ことに、なんとなく納得が行かない貴女にとっては、これは「妥協」になるかもしれません。

 

「行ってみたいレストランを予約してもらう」=「してもらいたいことを旦那さんに言う」

これで旦那さんが拒否するようだったら、ちょっと問題ですが、夫婦仲が悪くなければ喜んでしてくれると思います。それで貴女がいい気持ちになれるなら、それに越したことはありませんよね?

 

貴女や家族を守るために一生懸命働いている旦那さん。きっと疲れていることでしょうね。

何もかも旦那さんにイニシアチブを取ってもらうという意識ではなく、「結婚記念」というイベントは貴女が担当するという意識に変われば、結婚記念日を忘れてしまう旦那さんに腹が立つことはなくなるのではないでしょうか。

これが私の結論です。

結婚記念日を忘れたから「愛情がない」とネガティブになったり、「仕返しをしてやる」などといった憎しみの感情を抱くのは、おかど違いだと思います。

貴女がしたいことをして、楽しく幸せにしていれば、それは旦那さんにも伝わりますし、旦那さんもまた幸せな気分になります。

夫婦円満はこんなところから来るのではないかと思っています。

 

本日もお読みくださりありがとうございました。m(_ _)m

 

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夫婦水入らずー子なし夫婦の歩き方
この記事を書いた人
雫(しずく)

結婚30年を過ぎた子供がいない夫婦です。「仲がいいね」とよく言われますが当人同士はあまり実感がありません。お互い好き勝手なことをやりつつもお互い感謝し、二人で過ごす時間を大事にし、最終的には夫婦としてまとまっています。

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