子なし主婦でブログやネットで収入を得ているのは「子なし専業主婦」じゃない?

子なし主婦

先日ツイッターでこんなことをツイートしてみました。


私は基本的には外に働きには出ていません。
生活スタイルとしては、「専業主婦」に属すると思っています。

家に居る間は最低限の家事をこなし、あとは英語の勉強(TOEIC900点超えを目指して勉強中)と、ブログを書いています。

ブログからは若干の収入を得ています。ただしこのブログからではありません。

このブログは「書きたいこと」を書いているので・・・。(書きたいことを書いてもブログからは収入は得られませんヨ…笑)

若干ながらもお金を得ているということは、専業主婦ではないのでしょうか?

ちょっと疑問に思ったので、ツイッターで疑問を投げかけてみることにしたのです。

 

子なし専業主婦の定義は?

残念ながら、私のツイッターはフォロワー数が少ないため、ツイートもさほど拡散力がなく、最終結果の回答数はわずか68票となりました。

とりあえず100票は欲しかったのですが、仕方ありません。

またもう少し時間がたってからまた同じアンケートをするかもしれません。
その際にはアンケートご協力いただければ非常に嬉しいです♪

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さて・・・数が少ないながらもこのアンケートからは、今の私の状態は「子なしの専業主婦」とは見なさないと考えている人が多そうです。

自分と他人の意識の差があるんだなぁということに気が付きました。(とても勉強になりました。)

 

専業主婦と兼業主婦の違いは?

それでは、「専業主婦」と「兼業主婦」の違いはそもそも何なのでしょう?

「子なし」は置いておいて、専業主婦と兼業主婦の言葉の定義を改めて調べてみることにしました。

 

専業主婦とは?

「専業主婦」の意味を調べてみたところ、デジタル大辞泉(小学館)には、

職に就かないで、家事に専念する主婦。 

とありました。
また、ウィキペディアには「専業主婦」についてこのような記載がありました。

賃金労働に従事していない時期名である為、「無職」に分類される。育児休暇中の女性賃金労働者、また企業等で定年まで勤めあげた女性が定年退職後に家事専業となった場合も「専業主婦」とみなされる

つまり、

「専業主婦」とは、「会社に出かけて仕事をし賃金を得る」ことをせず、家事に専念している主婦ということのようですね。

ところで、たとえ育休中であっても「専業主婦」と呼ばれるというのは、ちょっとビックリしました。

育休中でも給料の支払いのある企業もあると思うですが、その場合も「専業主婦」にカテゴライズされるのでしょうか。

 

兼業主婦とは?

次に「兼業主婦」について調べてみることにします。

先ほど、「専業主婦」は「職に就かないで、家事に専念する主婦」とありましたので、

「兼業主婦」はそれ以外の、つまり「会社に出かけて仕事をして労働賃金を得て、かつ家事もする女性」ということになりそうです。

ところが、デジタル大辞泉(小学館)にも、ウィキペディアページを見ても、「兼業主婦」という言葉は見つかりませんでした。

 

専業主婦は造語

実は「専業主婦」というのは造語のようです。

「専業農家」と「兼業農家」があるように、「専業主婦」に対して「兼業主婦」と誰かが作った言葉だと言われています。

家事をしながら、パートやフルタイムで働いている既婚女性のことを「兼業主婦」と誰かが呼んだことが始まりのようです。

 

「専業主婦」か「兼業主婦」かは問われない?

ところで、お役所などに提出する公的書類の職業欄の選択肢を見てみましょう。

こちらは東京都練馬区の「児童手当・特例給付認定請求書 兼 額改定請求書」です。(こちらからダウンロードできます。)

「請求者」と「配偶者」の職業欄を見ると、選択肢には、

「会社員・自営・パート・無職・公務員」

とあります。職業としての「主婦」を選ぶ項目はありません。

 


豊島区「戸籍謄・抄本等交付請求書(郵送用)」

こちらは東京都豊島区の戸籍謄本・抄本の交付の申請書です。
請求者欄には職業の項目はありません。
お役所の場合、発行する書類によっては職業の情報は必要ないものも多いです。

一方で、民間の場合、例えばクレジットカードを作ったり、銀行口座開設の場合には、当然ながら職業について詳しく書く必要があります。


ジャパンネット銀行普通口座開設入力画面より

上記は「ジャパンネット銀行」の普通口座開設入力画面ですが、職業の選択肢の中に「主婦」があります。

そして、「主婦」の隣に「パート・アルバイト」の選択肢があります。

つまり仕事をしている「兼業主婦」はこちらの項目を選択するということでしょう。

となると、この「主婦」は 仕事をしていない「専業主婦」であることがいえそうです。

 

このように、公で提出する書類の職業選択項目では、「主婦」は「専業主婦」なのか「兼業主婦」なのかということは問われません。
必要な場合に問われるのは「収入があるのか、ないのか」ということのようですね。

 

専業主婦であっても事業主

ここで、「税務的視点」で専業主婦・兼業主婦について考えてみたいと思います。

結論から先に書くと、

アフィリエイトなどのネット収入がある場合、基本的には「事業主」扱いになります。

これは「専業主婦」でも「兼業主婦」でも同じです。

しかし専業主婦の場合、ネットからの所得(※「収入」ではありません)が年に38万円を超すようであれば、確定申告が必要です。

 

「えっ??年間20万円までなら申告しなくていいんじゃないの〜?」

と勘違いしている人がよくいますが、

それはパートとかけもち(いわゆる「兼業主婦」)の場合です。(「副業」扱いとしてです。)

 

専業主婦の所得の控除額は 38万円 」→ 確定申告が必要です。
※ ポイントは「専業主婦」というところです。

 

また、33万円以上の所得からは「住民税」が発生します。
(「住民税」に関しては、所得が1円でもある場合には、お住まいの管轄の役所で申告が必要です。)

今回は税金のことを深くまで掘り下げませんが、

アフィリエイトなどネットで一定額以上稼いでいるのであれば、確定申告が必要になってきます。
そして税務署に「開業届け」を出し事業者登録をして、青色申告をしたほうがが税金面でも有利です。

 

「事業者」として登録したのであれば、もはや「専業主婦(無職)」とは言い難いのではないでしょうか。

 

「子なし主婦」がベストな呼び方

「専業主婦」という言葉は国語辞典には記載はあります。しかし「兼業主婦」は「造語」のようです。

また公の書類では、主婦は「専業」か「兼業」かは問題にされません。

しかし税務的に見ると、主婦がネット収入がある程度あれば確定申告が必要となり、場合によっては「開業届」を出し「事業主」になります。

以上のことを考えると、今の私の状態は「子なし専業主婦」でも「子なし兼業主婦」でもなく、

「子なし主婦」が一番ベストな呼び方と言えそうです。

再度アンケート結果を見てみましょう。

このアンケートでも「子なし主婦」が僅差ですが、投票数が一番多くなっていますね。

 

まとめ

ざっくりですが、月に5万円以上稼いでるのであれば「確定申告」することを意識した方がいいです。

勿論、収入イコール所得ではありません。

ネットの収入から必要経費をのぞいた金額が「所得ですから、

これが38万円を超すようであれば(専業主婦の場合)、確定申告が必要です。

実は私は数年前まで別のビジネスをしていたことがあり、既に地元の「税務署」に「個人事業主」として「開業届け」を出しています。

そして今でも確定申告では「青色申告」です。

このビジネスはクローズしてしまったのですが、もしかしたらまた何かやるかもしれないと思い、税務署の人に申告したところ、「まぁ廃業しないで、そのまま青色でやれば?」と言われたので、廃業はせずそのままにしていました。

現在、ブログから得ている収入は月に5万円以上ではありますし、経費も月に1万円程度なので、やはり私は「事業主」なのかなぁと今回改めて思いました。

ということで、これからは「子なし専業主婦」ではなく、

「子なし主婦」と名乗ることにしたいと思います!

 

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この記事を書いた人
雫(しずく)

結婚30年を過ぎた子供がいない夫婦です。「仲がいいね」とよく言われますが当人同士はあまり実感がありません。お互い好き勝手なことをやりつつもお互い感謝し、二人で過ごす時間を大事にし、最終的には夫婦としてまとまっています。

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