子なし夫婦[芸能人]50代:唐沢寿明・山口智子夫妻

日本の芸能人夫婦

芸能人で、子なし夫婦のことについて記事を書こうと思いました。

50代で結婚10年以上のカップルに絞って書こうと思い、いくつかの芸能人カップルをピックアップしたのですが、書き始めたら、もう最初の一組目を書くだけでかなりの文章量になってしまったので、予定を変えて、一つのカップルだけに絞ってまとめてみることにしました。

 

芸能人で子なし夫婦:唐沢寿明・山口智子夫妻

50代で子供のいない夫婦というと、真っ先に思い浮かぶのが俳優の唐沢寿明(からさわとしあき)さんと女優の山口智子(やまぐちともこ)さんではないでしょうか。

 

唐沢寿明と山口智子の馴れ初め

二人が結婚したのは1995年。結婚してから24年ですね。

二人の出会いは1988年放送のNHKテレビ小説「純ちゃんの応援歌」での共演です。

山口さんは1986年に東レのキャンペンガールとして芸能界にデビューします。

この「純ちゃんの応援歌」で山口さんは初めての主演をつとめました。

この時、唐沢さんは25歳山口さんは24歳。いわゆる「適齢期」と呼ばれる年齢よりは若干若いですね。

 

出会った時のお互いの印象は

「でかい女だな」

「日本一顔が小さい男だな」

確かに山口さんは身長が170cmと、女性の中では大きい方ですね。(それに対して唐沢さんの身長は175cmです)

当時、山口さんは演技の悩みなどを唐沢さんにしていたそうです。それがきっかで二人は急接近。 このテレビドラマの撮影が終わる頃には交際がスタートしていたといいます。

とはいえ、2人が結婚するまでに7年の交際期間を要しています。

唐沢さんのおかげなのでしょうか。その後山口さんは「トレンディードラマ」の主演になくてはならない存在になりました。 彼女が出演したドラマは高視聴率をあげ、同世代の女性にも支持され、当時は大人気の女優さんでした。

2人が結婚した時は、山口さんのほうが格上で、2人は格差婚とさえ見られていました。

結婚後は女優業を徐々に縮小していくようになり、コマーシャルの仕事にシフトするようになりました。

2012年に、『ゴーイング マイ ホーム』で16年ぶりに連続ドラマに出演し、2015年には19年ぶりの連続ドラマのラブストーリーとなる『心がポキッとね』に出演しています。

また、2018年には『BG〜身辺警護人〜』に出演し、22年ぶりに木村拓哉と共演しました。

現在(2019年)は、NHK連続テレビ小説『なつぞら』に出演しており、「純ちゃんの応援歌」から数えて31年ぶりの朝ドラへの出演です。

 

ここ最近は、1年か2年に一回位の割合でドラマに出演といった感じで、女優業にはあまり重きを置いているようには見えません。 主婦としての生活を大事にしているように見えます。

 

唐沢寿明と山口智が子なし夫婦の理由

来年で銀婚式を迎える2人ですが、現在2人の間に子供はいません。

2人は「敢えて子供をもうけない」という選択をしているようです。

 

山口智子が子供を作らない理由(インタビュー)より

2016年3月号の雑誌『FRaU(フラウ)』で、山口さんはインタビューで子供を作らないことついて答えています。

私はずっと、『親』というものになりたくないと思って育ちました。私は、『子供のいる人生』とは違う人生を歩みたいなと》

(2016年2月25日『女性自身』より:https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/joseijishin_d23128)

ちょっとびっくりするようなコメントですが、続けてこのようなことを話しています。

私はずっと、子供を産んで育てる人生ではない、別の人生を望んでいました。今でも、一片の後悔もないです人それぞれ、いろんな選択があっていいはず。(中略)夫としっかり向き合って、二人の関係を築いていく人生は、本当に幸せです》 

(2016年2月25日『女性自身』より:https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/joseijishin_d23128)

これより以前、二人の間に長い間子供が誕生していなかったことから、不仲説や、不妊治療をしているのではないかと噂されてきましたが、実際は山口さんが子供を持たないという意思選択をしていることが分かりました。

では、なぜ子供を持たないのかと言うと、その理由は

《特殊な育ち方をしているので、血の結びつきを全く信用していない》

と同インタビューで答えています。

 

山口さんの実家は栃木で老舗の旅館をしていました(現在は廃業)

山口さんが子供の頃は祖父が、祖父が亡くなった後は祖母がこの旅館を切り盛りしていました。

そして両親がその後に引き継ぐことになるのですが、残念ながらこの両親は離婚してしまいます。

離婚の原因は彼女の父親の女性問題だったと言われています。

(彼女は離婚後は長野県の母親の家に引き取られ、そこで育ちました。)

 

ところが山口さんは「おばあちゃんっこ」だったため、母親の元を飛び出し、この栃木の祖母の所に戻ってしまいます。

そして最終的に彼女は父親に育てられることになりました。それがきっかけで、山口さんは母親(そして妹)と絶縁状態になったといいます。

両親の離婚や子供の気持ちを思えば、「親になりたくない」という気持ちが芽生えてしまうのも、自然な流れかもしれません。

 

唐沢寿明が子供を作らないことの理解(自叙伝より)

実は旦那さんの唐沢さんも、家族との関係に問題を抱えて育ちました。

横暴な父親と母親の夫婦喧嘩が絶えず、ある日唐沢は夫婦喧嘩に割ってはいり、母親の味方をした。

「おふくろが出ていくことはない。親父を追い出せばいいんだよ。」と言い、父親を脅すつもりでモルタルの壁を叩き崩すと

「お前が言えた義理か」と言いながら父親が家を出ていった。これで家は安泰だと思ったが、母が一言。

「あんたが出ていきなさいよ」

唐沢は新宿行きの電車の中で泣いた。 家出をし学校をやめたのは高校2年の2月。両親には勘当された。 

彼の父親は母親に暴力もふるっていたという話もあります(もしそうだとしたらDVで大問題ですよね)。

せっかく母親を助けるためにやったことが、分かってもらえないというのはつらいですね。 これがトラウマになったのではないでしょうか。

おそらく、唐沢さんと山口さんは結婚前に、お互いの両親のことや小さい頃のことを話していたと思います。

似たような環境で育ち、二人は共感し合える部分も大きかったのではないでしょうか?

 

唐沢さんは自叙伝『ふたり』の中で、

《幼くして両親が離婚したとの事実は彼女の心に大きな空洞を作り、その空洞を人を愛することで埋めようとしているようなところがあった》

(2016年2月25日『女性自身』より:https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/joseijishin_d23128)

と山口さんのことを書いています。


ふたり (幻冬舎文庫)

山口さんも唐沢さんも、小さい頃の体験が「子供を持たない」という選択に大きな影響を与えたということが分かります。

 

まとめ

山口智子さんと唐沢寿明さんというと、美男美女のカップルという印象をずっと持っています。

長い間子供がいなかったので、不妊治療をしているのかなと思っていましたが、そうではなかったのですね。

「子供を持たない選択」をした夫婦に対して、中にはしつこく理由を聞いてきたり、その選択を否定する人達が残念ながらいます。

山口さんがインタビューで語ってくれたことは、子供がいない夫婦にとって励ましになっていると思いますし、

夫としっかり向き合って、二人の関係を築いていく人生は、本当に幸せです  

この言葉は、私にとっても勇気が出るヒトコトでした。

 

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